アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2008/08/19
マスコミ
最近のTVやニュースはオリンピック一色ですね。その道を極めたアスリートの姿には心打たれるものがありますね。

いつも思うのですが、マスコミって怖いです。マスコミの過激な報道1つで簡単に会社が倒産に追い込まれます。最近の食品関連の偽装問題もその1つです。偽装している会社を擁護するわけではありませんが、視聴率が取れるネタと思えば各局、同じニュースばっかり。本当にこんなニュースを垂れ流しするほど必要なのか?と思えるネタも多々見受けられます。また本当に事実を伝えているのかも疑わしい。

過去に我々パチンコ業界も社会から厳しいご指摘を受けたことがあります。それを煽ったのはもちろんTVや新聞、雑誌、いわゆるマスコミです。その顛末は業界にいらっしゃる方ならご存知でしょう。社会的不適合機の名の下、全国のパチンコホールから数百万台の遊技台が強制撤去(事実上)され、数々のホールが業績ダウン、業界危機に陥りました。

もちろん、業界の抱える問題も多々ありました。このバッシングのお陰で業界も自らの襟を正し、少なからずメリットもあったのは事実です。

しかし、どうぜ報道するなら「真理」を追究して欲しいものです。マスコミにはその責任があるはずです。報道の中身が湾曲していることがあるように思えます。その問題の根源は何なのかを社会に知らしめるのがマスコミの使命だと思います。

15年ほど前にこんなことがありました。
ある業界団体を通じてTV局が我が社の運営するパチンコ店に取材依頼がありました。取材の内容は「パチンコ業界の活況を取材したい」と。宣伝になると思い、取材を受けたのはいいですが、実際の放送を見てびっくり。業界バッシング一色の内容でした。「業界の光と影」みたいな内容でしたなぁ。笑 監督官庁との癒着の問題など、まるで当店が悪者のようにTVで映し出されていました。

取材翌日にはどこで聞きつけたのか、警●庁の方から「どんな取材だったんだ?」と電話で質問される始末・・・呆

日本のTV局は視聴率至上主義から脱却するべきです。本来の理念は何なのでしょうか?



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