アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2008/08/10
経営計画の必要性
昨日、同業者の親友のK氏が企画するセミナーを受講してきました。セミナーの内容は南大阪で美容院を7店舗(だったと思う)経営するC社長の経営計画に関するものでした。

C社長は経営計画の定量目標や定性目標を全て開示され、店舗ごとの経営計画や会社の中期経営計画の重要性、立案段階でのプロセスや留意点などを丁寧にご説明してくれました。

驚いたのは店舗の経営計画(年間計画)は店舗責任者が全て立案し、経営幹部や経営者はほとんどタッチをしないということです。また計画立案は数ヶ月前から作業に入り、自店の強みや弱みの分析、様々な環境認識を経て完成に至るとのことです。会社の中期経営計画に関しても社長は理念やビジョンとの整合性があるか否かをチェックする程度で、ほとんどは経営幹部で立案されるとのことです。

我が社では経営幹部による年間予算の立案、店舗では四半期単位の営業計画までの策定はしておりますが、いわゆる経営計画や中長期的な詳細計画までは立案していないのが実情です。

企業理念やビジョンを実現するための道しるべ〜中期経営計画や店舗ごとの経営計画立案の重要性を再認識しました。そして経営者や経営幹部だけの計画ではなく、社員全員が参画する経営計画立案の必要性に気づきました。

最後に親友のK氏がこのセミナーの謝辞の中で言っていたことを紹介します。
「経営は経営者だけではできない、経営幹部だけでもできない、現場の社員さん達だけでもできない。経営者、経営幹部、社員が三位一体となることが会社経営には必要なのです。」
まさしくそう思います。

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