2008/08/04
会社の志
一昨日から2日間、田舞徳太郎氏の「経営理念と戦略」と題したセミナーに参加してきました。理念なき戦略は罪悪であり、戦略なき理念は戯言であると定義し、経営理念の重要性を熱く説いたセミナーでした。 奥の深い内容だったので全てをこのコラムでは報告できませんが、特に経営者として私の胸に刺さったことは「経営理念が浸透しないのは、社長自身がその理念を貫いていないから」というものでした。我が社も年初に企業理念を一新したばかりですが、私自身が理念通りの行動をしているかというと疑問符です。TOPがこれでは理念は浸透する訳がありません。 理念とはモチベーションを与えるもの。それは社長自身もそうですし、社員の皆様や顧客、取引先、協力業者の方々が理念に共感して頂いた時、初めて業績が向上する土台ができる、と教えて頂きました。全ての戦略や戦術は理念に基づいて立案されなければなりません。 経営理念は会社の志です。企業はその存在意義や使命を明確にすることが必要です。個人であっても志のない人は魅力に欠けるように、会社であっても志が「金儲け」だけでは存在意義に欠けますし、顧客満足も得られなければ社会貢献もできません。一時的には儲かっても、そのような企業は短命に終わります。 理念の追求、永遠のテーマです。 |
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