アルドーレ代表 Kimura'sコラム

昨年のパチスロ５号機への完全移行による業績悪化、業界大手チェーンの民事再生や中小零細規模店舗の相次ぐ廃業により、金融機関のパチンコ業界への融資が引き締められて１年近くになります。この１～２年で全国で数千店舗のパチンコ店が廃業を余儀なくされたと聞いています。

ここ数年、右肩下がりだった業界全体の業績も今年になってようやく底を打ったと言われています。金融機関の各ホール／法人の格付けもある程度は終わったと聞いています。夏以降は融資やリースが徐々に再開されるという噂もありますが、それもまだ噂の範疇でしかありません。

この夏から年末にかけて業界が安定軌道を継続できれば、来年は少しは期待できるかも知れません。怖いのは大型チェーン店の破綻です。年末にかけてこのような事態が生じれば金融機関は更に業界に対して融資の蛇口を閉めるでしょう。

この数ヶ月で近隣店舗の廃業が相次ぎました。一体業界はどの方向に向かっているのでしょう。