アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2008/07/05
人間の格
現在、画像の「人間の格」という文献と格闘しています。芳村思風先生著書の哲学書です。これがなかなか難しい・・他の哲学書よりは素人にも分かりやすい内容になっているらしいのですが、哲学なんて今まで一切触れた事の無い私にとっては「????」と大変苦戦しております。

その著書の中で私でも理解でき、大変共感した一文があったのでご紹介します。

「人間は努力する限り、必ず壁にぶち当たります。問題はその時です。この苦しみ、苦労を避けて通ると、根性が歪むのです。(中略)根性が歪むと、まともな考え方ができなくなってしまいます。反抗的になって、正常な考え方から遠ざかっていく。苦労を避けようとして、根っこが歪んでしまうのです。根性が歪まないようにするためには、道は一本しかない。真っ直ぐに突っ走る以外にないのです。苦労にドーンと四つに組んでぶつかっていくしかないのです。『若い時の苦労は買ってでもしろ』といいますが、自分の人生における決断から必然的に出てくる苦労、就職とか結婚とか、そういう自分が選び取った道筋から出てくる苦労、これからは絶対逃げてはならない。そこから逃げたら、人間は絶対成功しないし、成長しない。」

この一文はこの本の伝えたい本丸のメッセージとは違いますが、私にはとても共感できました。自分で選択した道での壁は意地でも責任を持って乗り越えなければなりません。逃避や言い訳は成長の後退です。

私もこの本と格闘しながら少々逃避ムードが漂っていましたが(笑)、自分が読むと決めた本、がっぷり四つにぶつかってみます。でも・・難しい。。。汗
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