アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2008/05/11
傲慢
この数ヶ月、この「傲慢」というキーワードが私の周囲で話題沸騰中です。私の周囲と言っても傲慢仲間数名での話ですが・・

傲慢という言葉を辞書で引いてみると「おごりたかぶって人を見下すこと。」とありました。人間は誰でも多かれ少なかれ傲慢な一面があると考えます。その傲慢がどのような相手、タイミング、状況で噴出するのか、またどのような傲慢ぶりを発揮?するのかは、その人のパーソナリティや人格、人柄によって様々です。

私の場合を考えてみます。
私は物事をすぐ決めつけ、結果を急ぎ、失敗を許せず、人を厳しく罰するタイプです。また人の意見を受け入れず、自分の意のそぐわない意見には真っ向から対立する人間です。
まさしく傲慢そのものですな・・・笑

しかし、私の友人には「傲慢にも良い傲慢と悪い傲慢があるのだ!俺はまさしく良い傲慢の男だ!」と豪語される方がいらっしゃいます。本当に傲慢な人です。爆笑
この方は「傲慢であることを誇りに思え!傲慢であることを恐れず、隠さず、素直な傲慢人間になれ!」との事でした。この文面だけでは伝わりにくいと思うのですが、この方が仰りたいのは変にいいかっこしたり、自分を偽ったりするのではなく、自分の傲慢と思われる部分を自己承認して素直に認めろ、と言うことです。

傲慢と聞くと悪いイメージですが、違う捕らえ方をすると「強いリーダーシップと信念、責任感を持ち、高い理想に向かい、一直線に邁進する」とも言えなくもありません。良い傲慢か悪い傲慢かは表裏一体です。自分の個性に強引に蓋をしようとして、自分の好ましい個性までもが消えうせては意味がありません。

自己変革をする手がかりは「自分を知ること」です。この分析を疎かにしたまま、自分を変えようとしても上手くいきませんし、良い面まで失ってしまう可能性があります。
自分の課題面の裏側は自分の強みです。私も自分を知ることから始め、前出の友人のように「素晴らしい傲慢な人間」を目指します。
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